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2012-11-03 (Sat)
※ 旅芸人クエストネタバレ注意報 ※


どうも~、オネエです~。
アストルティアの外はめっきり寒うなってきたみたいやね。
風邪とか引かんように、気ぃ付けるんよ?


少しばかり前に無事に家を購入し、旅芸人が旅の終わりに帰るべき自分の城を手に入れた私。
…実のところ、兄さんとの決戦に赴いた頃には、私のレベルは既に1つの芸の極み……
レベル50になっとったんよね。
それだけ、兄さんとの決着を迷いに迷ってたって事でもあるんやけれど…。

でも…ここまで来たら、挑むしかない。
お師匠と兄さんとの芸の道を狂わせた魔物であり、私の大兄さん…闇芸人、ルルルリーチ。
怪我を負ったお師匠に代わって、私が師弟二代に続く因縁を断ち切りに行かんと、ね。


大兄さん、ルルルリーチはメギストリス領の近くにある洞穴を根城にしているらしい。
師匠からその事を聞いた私は、オルフェアからメギストリスへの道をひたすら走っていった。

目指す洞窟に辿り着いた頃には、日はとっぷり暮れてたわ。


大兄さんの住処へ。


この中に討つべき相手がおる。
そう思うと、私の心は否が応にも逸ったん。

あちこちに骨が…元が何だったかも定かでない獣の骨が転がる道を抜けて、辿り着いたんは
洞窟の行き止まりに設えられた、いかにも重厚な扉。


この扉の向こうが、決戦の地。


かがり火に照らされたその扉の中へ、私は思い切って足を踏み入れた。
そこにおったんは……まだ人の姿を残していた兄さんとは全く違う、生粋の魔物と
兄さんに火球を見舞ってくれた小さな魔物達。

まるで私が来るんを見越してたみたいに、大兄さんは話し出した。
自分もかつては、芸の道を志した芸人やったと……でも、世界は自分の事を認めへんかった。
魔物の芸が認められる訳がなかった。自分より劣る芸で名を立てる旅芸人が許せん。

だから、旅芸人を皆殺しにする。
それはゲイザーの兄さんが抱いた芸の道への絶望と、全く異質の考え方やった。
自分を理解してくれない世界への憎しみ。成功を手にした旅芸人への嫉み。


兄さんの無念、受け止めさせる!
(※旅芸人クエスト最終ボスの為、ルルルさんの姿はモザイクでお届けしております)


なあ、大兄さん。
あんたの芸がウケへんかったんは、あんたが魔物やからやない。
ましてや、周りの人間があんたの芸を理解してくれへんかったからでもない。

自分の芸は人より優れてるはず、他の旅芸人は自分より劣ってるはず。
そればかりを周りにも認めさせようとして、笑いの根本を……人を笑わせ楽しませる、
旅芸人の心を置き去りにしたんが原因や!

だから、私はあんたには決して負けへんし、負けられへん。
例え何度痛めつけられようが、何度魂を削られようが、絶対に諦めん。
お師匠の思いと、兄さんの思いを背負って何度でも立ち上がってみせる。


これが私の芸の道!


それが、私の芸の道!


──激闘の末、大兄さん…いや、闇芸人ルルルリーチは洞窟の地面に沈んだ。
倒れてあのどす黒い霧と化す前、彼は私に聞いてきたわ。
ボケが受けなくても、人から認められなくても、くさらず芸の道を極められるか? と。

答えは決まってる。
強くなくても、器用貧乏でも、ボケがウケんかっても…私は絶対に旅芸人の誇りを捨てへん。
私は旅芸人オネエ。
それは誰に決められた訳でもない、私の生き方なんやもの。


ありがとう、お師匠さん。


ルルルリーチを倒した事を、私はお師匠へ報告に行った。
お師匠が嬉しそうに……誇らしそうにしてくれたんが、何より嬉しかったわ。

お師匠は言ってた。
人に認められなくても、芸の道を貫き通したバカだけが、いつか伝説の旅芸人になれるって。

やったら、私はどこまでも芸の道を貫いて行くわ。
例え一時的に職業を変える事があったって、私の心はいつだって旅芸人のそれでいる。


兄さんが残してくれた…今は我が家の屋根裏に仕舞ってある、にじいろの布きれにかけて。

 
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